なろう小説紹介①『美人生徒会長は、俺の料理の虜(とりこ)です!~ぼっちで昼飯食べてたら生徒会室に連行されました。以後、二人きりの美味しい関係が始まります~』

今回の小説は『美人生徒会長は、俺の料理の虜(とりこ)です!~ぼっちで昼飯食べてたら生徒会室に連行されました。以後、二人きりの美味しい関係が始まります~』です。作者はroot-M、ジャンルは学園物のラブコメ、総合評価は1204、更新は週1。

 

あらすじは高校一年生の三ツ瀬豪(みつせごう)は、入学早々ぼっちになってしまい、昼休みは空き教室で一人寂しく弁当を食べる日々を過ごしていた。
そんなある日、豪の前に目を見張るほどの美人生徒が現れる。彼女は、生徒会長の巴あきら(ともえあきら)。豪のぼっちを察したあきらは、「一緒に昼食を食べよう」と豪を生徒会室へ誘う。
すると、あきらは豪の手作り弁当に強い興味を示し、卵焼きを食べたことで豪の料理にハマってしまう。一方の豪も、自分の料理を絶賛してもらえたことが嬉しくて仕方ない。
それから二人は、毎日生徒会室でお昼ご飯を食べながら、互いのことを語り合い、ゆっくり親交を深めていく。家庭の味に飢えているあきらは、豪の作るおかずを実に幸せそうに食べてくれるのだった。
やがて、あきらの要求はどんどん過激(?)になっていく。「わたしにもお弁当を作って欲しい」「お弁当以外の料理も食べてみたいな」「ゴウくんのおうちに行ってもいい?」
美人生徒会長の頼み、断れるわけがない!
でもこの生徒会、ちょっとおかしいような……。

 

 題名はなろう特有の長いタイトルですね。はっきり言って『美人生徒会長は、俺の料理の虜(とりこ)です!』でわかりそうですよね。そして読んだ感想ですが・・・

 

 続きが気になる作品です。すぐにブックマークしました。主人公は料理を作るのが好きな普通の高校生。しかし中学校の時手作り弁当を見られ同級生にからかわれたことにより人と関わらないように。そして高校生になっても変わらずに昼休みになると誰も使っていない家庭科室へ。そこで昼ご飯を食べていたのですが、そこにある理由で美人生徒会長が現れます。それからいろいろあり生徒会長に弁当を作ることに・・・。和やかに二人きりの生徒会室でご飯を食べながら少しずつ距離を縮める様子がとても引き込まれます。全体的にいい作品なんですが一つだけ無理すぎる気が。それが生徒会の設定です。ヒロインが所属している生徒会ですが現在ヒロイン一人のみ。その理由は前期の生徒会の副会長が生徒会室で飲酒事件を起こしたためだそうです・・・。おかしいですよね、現実ではそんな不注意を起こしたら生徒会が一定期間なくなるぐらいの案件がありそうなんだけど。

 

 まあ一点気になったことはあったけど全体的にはいい作品だと思うのでぜひ読んでください